お米作りのこだわり
米作りは日本の伝統的な農業で、それぞれの産地や農家が独自のこだわりを持っています。
特に、種選びから始まり、土壌の管理、水やりのタイミング、収穫時期の判断など、多くのステップに細やかな注意が払われています。
これらのこだわりは、私たちが毎日食卓で楽しむお米の品質や味わいを決定づけています。
日本のお米作りの奥深さと情熱を、ぜひ一粒一粒で感じてください。
水稲栽培
水稲栽培の主な仕事内容には、田植え、水管理、除草、病害虫の管理、稲刈り、乾燥、脱穀、籾摺りなどがあります。田植え時には苗を植え、その後は田んぼの水位や水質を管理を行います。また、除草剤や手作業で雑草を取り除き、肥料を施し、病気や虫害に対して防除措置を行います。稲刈り後は稲を乾燥させ、籾を取り外し、籾摺りによってお米を精米します。農作業の合間には田んぼの管理や機械の整備も行います。繊細な作業と農季節のリズムを大切にする仕事です。
ヒノヒカリ
西日本 (九州)を表す「日」(太陽)と、その米飯が光り輝くことを表現しています。今や九州を代表する美味しいお米として人気があり、「おいしい」の一言で言い表せる、そんな優良米です。つややかな光沢のあるご飯は適度な粘りと、噛むほどににじみ出る甘みがある、厚みのある丸い粒が常用米として多くの人に支持されており高い評価を受けています。福岡一の生産量を誇る県産米です。
にこまる
福岡県、佐賀県、熊本、岡山県、高知県等15府県で産地品種銘柄品種として作付けされている「にこまる」。
ご飯の食味は、光沢が良く粘りが強く、ヒノヒカリと同等かそれ以上です。
ヒノヒカリにかわる高温耐性品種「にこまる」は食味抜群で収量も高い、ヒノヒカリにかわる高温耐性品種です。「ヒノヒカリ」の普及地域向きの中生種で、高温条件でも、白未熟粒の発生が少なく品質が低下しにくい特長があり、収量はヒノヒカリより10%近く多収といった特徴があります。
生産品一覧
フクユタカ
高タンパク質でバランスのとれた味わいが特徴の「フクユタカ」。
タンパク質含有量が高く、豆腐が固まりやすく硬くなる特徴を持っています。豆腐に加工する際の収率が高く、豆腐・油揚げ用の原料として高く評価されています。
チクゴイズミ
チクゴイズミは、タンパク質含量が9.5%-10.5%程度で中力粉に分類される小麦です。
国産小麦の主な用途は、日本麺(うどん、そうめん等)ですが、その他にもお料理やお菓子など幅広く活用できる小麦粉です。
はるか二条
粒が大きい麦になり、デンプン質が多く、たんぱく質が少ないのが特徴になります。
主に、ビールなどの原料に使用されます。
また、現在普及している「ニシノホシ」に比べ、穂発芽に強く、短強稈で倒伏に強い特徴もあります。